
使わなくなった太陽熱温水器を放置しておくと危険です!
太陽熱温水器を導入したものの、故障したまま使わなくなった家庭も少なくありません。
しかし、使わなくなった機器をそのまま放置しておくのは以下のような事態に陥る可能性があり、大変危険です。
太陽熱温水器の重さで、屋根に不具合がでる
ソーラーシステムは100~300kgと非常に重量があるため、常に家屋に大きな負担がかかっている状態です。屋根材の割れやヒビ損壊を引き起こし、その部分から雨水が浸入して雨漏りになるケースもあります。
さらにずっと放置していると、屋根との接合部が劣化してくるので、地震や台風などで太陽熱温水器が落下することも考えられます。
漏水
太陽熱温水器は、故障すると漏水を起こすことがあります。
太陽熱温水器に漏水が起きると、屋根に雨漏りが生じる恐れが出てきます。つまり、太陽熱温水器の修理もしくは撤去の費用に加え、雨漏りの修理費用も必要になってしまうのです。
漏電
太陽熱温水器を含め、全ての電気製品には漏電の危険があります。
漏電を防ぐために、電線やケーブルの表面には、電気を通しにくい性質のある絶縁体が使われていますが、絶縁体の部分が傷ついたり劣化したりすると、漏電が起きる恐れが出るのです。
稼働していても撤去した方がよい場合も!
太陽熱温水器が稼働している家庭だと、「まだ撤去の必要はない」と考えるのが普通でしょう。
しかし、一概にそうともいえないことがあります。
比較的新しく、常日頃から点検やメンテナンスを行っている太陽熱温水器なら問題はありませんが、経年劣化などで性能が低下していて、太陽熱を十分に活かせていない場合もあるのです。
経年劣化で性能が低下している状態だと、太陽熱で足りない分が電気やガスなどの他のエネルギーで補完されていて、「電気代などを節約できる」というメリットが小さくなり、「屋根に負担がかかる」「維持費が必要」などのデメリットと吊り合っていない状態になってしまうのです。
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太陽熱温水器を導入したばかりの頃に比べ、電気代が明らかに上がっている
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太陽熱温水器の耐用年数(約20年)を大幅に超えている
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配線がむき出しになっているなど、劣化症状が酷い
これらに当てはまる場合には、撤去もしくは買い替えをした方が賢明です。本当に撤去・買い替えが必要なのか迷いがあれば、専門家に点検や相談を依頼してみるとよいでしょう。
太陽熱温水器撤去
現地調査・お見積り無料
撤去作業の流れ
太陽熱温水器の種類・タイプによって作業時間は異なりますが、だいたい約2時 間程度で撤去作業は完了します。
1.現地調査
太陽熱温水器には約3種類のタイプがあり、タイプごとで撤去の方法が変わります。
・自然循環タイプ
・真空管タイプ
・強制循環タイプ
種類を確認したら作業方法を決めていきます。
2.お見積り/作業内容提示
作業方法をお客様の目線で詳しくご説明し、作業時間・費用などをご提示いたします。
ご納得いただきましたら作業へ入らせていただきます。
3.撤去作業開始
まずは、貯湯タンクに水が入ってる場合は水を抜きます。
固定具ワイヤーなどを取り外します。
ソーラー部分を取り外します。
太陽熱温水器の種類によってはソーラー部分を屋根の上で壊す場合もあります。
4.降ろし作業
全ての部品、パネルなどを安全確認を行いながら下へ降ろします。
5.屋根の清掃
取り外した部分の屋根をきれいに清掃します。
※屋根の修繕などが必要な場合は、修繕内容をご提示した上でお客様の判断のもと必要であれば修繕・修理も行います。
6.廃棄作業
撤去にともなって出たパネル・部品・タンクなど全て持ち帰り正規な廃棄方法で廃棄します。
撤去費用について
対応エリア

撤去費用
不要になった太陽熱温水器
撤去・処分致します。
期間限定価格
Aプラン
自然循環プラン
1F 48,000円
(税込)52,800円
2F 58,000円
(税込)63,800円
Bプラン
強制循環タイプ
1F 58,000円
(税込)63,800円
2F 68,000円
(税込)74,800円
真空管タイプは別途お見積り致します。
〈別途〉
架台撤去費 4,000~9,000円(税込 4,400~9,900円)
配管処理費 3,000~7,000円(税込 3,300~7,700円)
ゴミ処分代 8,000~16,000円(税込 8,800~17,600円)
※屋根の勾配が5.5寸(28.8°)以上の場合は、別途費用がかかります。
尚、屋根の状態や角度によって撤去工事をお断りする場合もございます。